最高時速300キロを超える国内最高峰のバイクレース「JSB1000クラス」。このレースに参戦するクラス“最年長”の56歳のレーサーがいます。2年前のレース中の大けがから復活を遂げ、再びレースに挑戦しようとしています。
■クラス最年長“56歳”走り続けた37年
宮城県村田町菅生にある「スポーツランドSUGO」。

レースシーズンが終了し、静かなサーキットコースの隣で走り続けるバイクがありました。

須貝義行さん56歳。仙台で生まれ、育ちました。

時速300キロ超える国内バイクレースの最高峰「JSB1000クラス」に参戦しています。このクラスでは最年長のバイクレーサーです。19歳の時、SUGOでレースにデビュー。いまもSUGOを拠点に活動していてキャリアは37年にもなります。

須貝義行さん:
「バイクブームで参加台数が多い中、レース2戦目で優勝したんです。菅生のレースですぐに優勝ということなので悪くなかったと思う」


その後、着実にステップアップし「8耐」の愛称で親しまれる鈴鹿8時間耐久ロードレースにも1989年から参戦。これまでに29回の出場を果たしています。
1990年に行われたレースでは、バイクメーカーのチーム=いわゆる“ワークスチーム”が上位を独占する中、市販車ベースのバイクで挑み、5位に食い込むなどその実力を発揮してきました。

数々のレースで結果を残してきた須貝さん、その強さを発揮できるワケは…。







