驚くべき生態を記録

東北大学大学院 竹田山原楽 特任研究員:
「夏に毎年声を聞くアオバズクが、いつ日本に来て、いつ日本から去るのかが1つ分かったことの大きな点です。6月から7月頃によく鳴き声を聞くのですが、実際は5月に繁殖地にやってきて、10月中旬には繁殖地を出ていくということが分かった」

今回調べた個体は、10月19日に仙台を飛び立ち、日本列島を南下。和歌山や四国を経由して鹿児島県に。そして11月5日、本土最南端の佐多岬からフィリピンへと飛び立ちます。元々は夜行性のアオバズクではありますが、ここは昼夜問わず一度も羽を休めることなく海の上を移動します。36時間かけてフィリピンに到着。およそ1848キロ、夜行性の鳥類では世界最長の「渡り」が記録されたということです。