仙台市交通局は、新型コロナの影響による利用者数の減少を受け、ことし4月から市営バスの本数を1日あたり平均▼66便減らすことを決めました。
仙台市交通局によりますと、市営バスの利用者数は新型コロナの影響で減少し、今年度はコロナ禍前の2019年度のおよそ▼8割にとどまっていて、今年度の累積赤字は▼82億円に上ると見込まれています。

こうした状況を受け、市交通局はコスト削減のため、ことし4月のダイヤ改正で市営バスの本数を1日平均▼66便減らすことを決めました。

特に利用者数の落ち込みが大きい午後8時以降の便を中心に減らし、一部の路線では最終便の時刻を繰り上げます。一方で、朝の通勤通学の時間帯は本数を維持します。
市交通局では、減便により年間▼6000万円の経費削減を図りたい考えです。








