宮城県南三陸町の魚市場では4日朝、初競りが行われ、1年の取り引きが始まりました。

南三陸町の魚市場には、関係者およそ20人が集まり三本締めをして今年の大漁と安全を祈願しました。初競りでは、これから水揚げが本格化する寒鱈と呼ばれるマダラが、競り人らによって次々と競り落とされていきました。

この魚市場の去年の水揚げ高は、秋サケが過去最低を更新し厳しい状況だったものの、養殖ギンザケが好調で▼17億5千万円と前の年をやや上回りました。

買受人:
「経営環境は厳しいが、今年も水揚げに期待しながら頑張っていきたい」

魚市場では「今年は水揚げ高20億円を目指す」としています。