江戸時代から続く伝統の仙台初売りが2日始まり、仙台市内の商店街は、早朝から大勢の買い物客でにぎわいました。

このうち仙台市青葉区のお茶の井ヶ田では、混雑を避けるため列に並ぶ人を事前の抽選に当選したおよそ100人に制限しました。
お目当ては1万円以上の買い物をした先着100人に配られる電化製品など豪華景品が入った茶箱です。

茶箱を受け取った人
4「運だめしで申し込んでみたが最高のいい年になりそう」

この店では今年も新型コロナ対策のため、甘酒の振る舞いを見送りました。

一方、百貨店の藤崎では、去年の3倍以上のおよそ5000人が列を作りました。
午前9時に開店すると店内は福袋を求める大勢の人で活気づきました。

買い物客
「仙台らしさが出てすごくいい正月になっている」

お菓子の福袋などが人気で開店から数分で完売するものもありました。
藤崎は初売りの期間をこれまでの4日間から、コロナ禍前と同じ2日間に戻していて、福袋は2万5000個用意しているということです。