政策的対立軸を作れなかった中道改革連合
敗因は党名変更だけではありませんでした。
「高市政権もそうなんですけど、どの政党も積極財政を掲げていて、消費税の減税を掲げておりましたので、政策的な対立軸を作ることができなかったわけです。結局、主張が重なってしまっているので、自民党との違いを打ち出すことができなかった」
中道としては「対立ではなく、協調だとか分断を起こさないような姿勢が必要だ」という抽象的な政治姿勢でのアピールしかできず、「具体的にどんな政策なのか、自民党の政策とは何が違うのか、という説明ができなかった」と源島准教授は語ります。

さらに安全保障や原発再稼働といった従来の対立軸も、中道が政策転換したことで消失しました。
「自民党としては原発再稼働に舵を切っているし、安保も当然賛成というか、自分たちで始めたものですので、それに対して反対だという主張も変えてしまったので、そうするとなおのこと自民党との違いがなくなってしまった。結局、なんか違いがないんだったら自民党でいいじゃないかという心理で投票した有権者がたくさんいるはずです」







