宮城県議会11月定例会が11月27日に開会し、県内で目撃や被害が相次ぐクマへの対策費用などを盛り込んだ19億円余りの一般会計補正予算案が提出されました。

村井知事:
「今議会においては、(クマの)緊急対策の裏付けとなる予算を追加計上し、県民の安全、安心の早期確保に万全を期していく」


6期目の任期に入り、初めての議会に臨んだ村井知事。19億3200万円余りの一般会計補正予算案など合わせて37の議案を提出しました。

補正予算案には、宮城県内で目撃や被害が相次ぐクマへの対策費用として、電気柵の設置費用や、クマを引き寄せる要因となるカキの木の伐採などに2億2200万円が計上されています。

また11月27日は、議長の在任期間を2年とする慣例に従い、高橋伸二氏が退任し佐々木幸士氏が新たな議長に選出されました。


宮城県議会11月定例会は12月17日までの21日間です。







