活動続けて半世紀、これからは次の世代とともに
講演会を聞いた1年生の生徒たち。校舎がある場所は、かつてシジュウカラガンのふるさとだったと知り、魅力を再確認していました。

生徒「多賀城の魅力にもなると思うので観光の目的の一つにもなると思う街が活性化するトピックとしてとても良い活動だと思う」

生徒「私たちがシジュウカラガン復活プロジェクトに携わることでもっと多くの人に知ってもらってこれからも愛され続けるようにしたい」
シジュウカラガンを愛してやまない呉地さん。
次の世代とともに、かつての「ふるさと」の姿を取り戻すべく、歩みを続けています。
日本雁を保護する会 呉地正行会長
「ここに来るまで長い道のりだったけれど順調に来たわけじゃなくて、山あり谷あり。今後も似たようなことは起きる。次の世代の人たちに知恵みたいなものを提供していくことが役割として必要だと思う」
シジュウカラガンは現在、宮城県内では大崎市や栗原市の湿地でのみ越冬が確認されています。
一方、1羽だけではあるものの、2022年には七北田低地への飛来がおよそ90年ぶりに確認されました。
呉地さんの活動はまだ道半ばですが、シジュウカラガンのためにも自然豊かな宮城の環境を守っていく必要があります。







