宮城県内では、10月24日の朝、広い範囲で今シーズン一番の冷え込みとなりました。
日中は午前を中心に晴れますが、午後から雲が増える見込みです。週末にかけては天気が大きく崩れることが予想され、注意が必要です。
今季最低の気温を記録
24日朝は薄い雲が出ていましたが、各地で晴れていたため放射冷却が進み、冷え込みが強まりました。

今朝の最低気温は、作並近くの観測地点で0.9℃を記録しました。仙台でも6.7℃まで下がるなど、広い範囲でこの秋一番の冷え込みを更新しています。
今日の天気と気温

きょうのポイント「晴れのち曇り 日陰は肌寒い」
24日夜の予想天気図によると、高気圧に覆われて午前を中心に晴れますが、高気圧の中心が北に偏っているため、午後は湿った東風の影響で、だんだん雲が広がってくる見込みです。

昼頃からだんだん雲が増えてきそうで、夜には仙台市東部から石巻の辺りにかけて、ごくわずかながら雨が降る可能性があります。ただし、降ったとしても狭い範囲にとどまるでしょう。

最高気温は14℃から18℃と前日と同じくらいの予想です。平年よりも少し低めの気温のため、日差しはそこそこ暖かく感じられますが、日陰に入ったり雲に日差しが隠れたりすると、肌寒く感じられるでしょう。25日朝の最低気温は低いところで5℃くらいとなり、今朝に比べると2~3℃高くなりそうです。
日曜日は荒天に警戒
明日土曜日はまずまず晴れる見込みですが、明後日日曜日には天気が大きく崩れることが予想されています。

日曜日は2つの前線を伴った低気圧が本州付近を挟むように発達しながら進んでいきます。この影響で県内は天気が大きく崩れる見込みです。
25日夜から26日 雨雲シミュレーション
明日土曜日の夜遅くから雨が降り出してきそうです。日曜日は長い時間にわたって雨が降り、明け方頃と夕方頃には雷を伴って雨脚が強まるおそれもあります。北部を中心に雨の量がやや多くなり、大きな水溜まりができるところもあるでしょう。



















海上を中心に南寄りの風が強まり、陸上でも沿岸周辺では傘が揺さぶられるような吹き方となりそうです。外出の際には十分な注意が必要です。

週間予報

月曜、火曜は冬型の気圧配置となるため、西寄りの風が強まり、西部を中心ににわか雨もありそうです。来週火曜、水曜あたりはまた上空の寒気が強まって、気温が平年よりも少し低くなるでしょう。この辺りの冷え込みで、平地でも紅葉の色づきが進んできそうです。







