2024年10月、宮城県栗原市の飛行場でセスナ機がオーバーランし崖から転落した事故について、国の運輸安全委員会は2日、「着陸時に滑走路に進入する速度が速すぎたことが原因とみられる」とする報告書を公表しました。

この事故は2024年10月27日、宮城県栗原市の瀬峰(せみね)飛行場で航空イベント中にセスナ機が滑走路をオーバーランし崖から転落して機体が損傷したものです。
セスナ機に乗っていたのは機長と同乗者の40代の男性で、イベントの観客を含めけがはありませんでした。
運輸安全委員会の報告書では、セスナ機が着陸する際、滑走路に進入する速度が速すぎたことが原因とみられるとしています。
この飛行場では2025年7月にもセスナ機が着陸時にオーバーランしていて、運輸安全委員会が調査を進めています。