3日午後、栗原市の栗駒山でクマに襲われて心肺停止となっていた70代の女性の死亡が確認されました。

3日午後1時半頃、宮城県栗原市栗駒文字の栗駒山でキノコ採りをしていた男性から「仲間がクマに襲われている」と通報がありました。
警察や消防によりますと、男性らは4人でキノコ採りをしていて、このうち栗原市栗駒岩ケ崎の自営業・志水春江さん(75)がクマに襲われ心肺停止の状態となっていましたが、3日夜に死亡が確認されました。
志水さんらは4人でキノコ採りに訪れていて、志水さん以外の3人のうち2人は無事ですが、もう1人70代の女性と連絡が取れていないということです。警察は4日も午前7時頃から捜索を行う予定です。
現場は、荒砥沢ダム近くにある「ふれあい公園」から北東におよそ860メートルの山林です。
宮城県内では9月、富谷市の路上でも男性がクマに襲われ、けがをしています。県では、クマの出没警報を今月31日まで継続していて注意を呼びかけています。