徳川将軍家ゆかりの国宝や重要文化財が並ぶ特別展が、仙台市博物館で始まりました。家康から慶喜まで十五代の将軍の甲冑が勢ぞろいしています。

仙台市博物館で12日に開幕した特別展「徳川十五代将軍展~国宝・久能山(くのうざん)東照宮の名宝~」。

家康を祀る久能山東照宮の博物館に所蔵されている刀剣や徳川家の愛用品など国宝2点、重要文化財31点を含む約100点が展示されています。

見どころの一つが徳川家歴代・十五代将軍の甲冑の展示です。久能山東照宮でも全てが一列に並ぶことはないということです。

久能山東照宮 姫岡恭彦宮司:
「二代将軍(秀忠)の甲冑が1領しか日本に残っていないものですから、それを考えますと十五代並ぶというのはすごいことだと思っています」

この特別展は、仙台市博物館で今年11月9日まで開かれています。