8日夕方から夜にかけ宮城県の大崎市と仙台市で、走行中の乗用車がクマと衝突する事故が相次いで発生しました。いずれもけがをした人はいませんでした。
8日午後5時20分頃、大崎市古川塚目の市道で、走行中の乗用車に体長1.6メートルほどのクマ1頭が衝突しました。クマは道路北側の田んぼから突然飛び出してきて乗用車の助手席部分にぶつかり、すぐにまた北側へ逃げていったということです。
運転していた人にけがはありませんでした。
現場は周囲を田んぼに囲まれた道路です。
警察によりますと、この周辺では8日、ほかにも3件のクマの目撃情報があり、警察は同じ個体の可能性があるとして注意を呼びかけています。
また8日午後8時40分頃には仙台市青葉区上愛子の国道457号で、走行中の乗用車が体長80センチほどのクマとみられる動物と衝突しました。乗用車に乗っていた人にけがはなく、クマとみられる動物は山林の中に逃げていったということです。
現場は山林の中を走る見通しの良い国道です。







