「話し合いがしたい」

2020年6月12日、女性教諭の態度に我慢の限界を感じた男性教諭は、「話し合いがしたい」というメモを女性教諭の机に置く。悩んだ女性教諭は教頭に相談。教頭は「無理に応じる必要はない」と話す一方「男性教諭と全く接触せずに仕事をするのは難しい」とも伝えている。さらに女性教諭に「一度、休むことを検討したらどうか」と提案している。向上心や責任感の強かった女性教諭はこの提案をどう受け止めただろうか。決して前向きな気持ちにはならなかっただろう。実際、女性教諭は「学級担任として休むくらいなら退職する」と断っている。

女性教諭は「男性教諭の足音まで気になる」「存在を確認するだけで不安になる」などと教頭に相談している。信じがたいことだが、それにも関わらず翌日、女性教諭、男性教諭、別の教諭の3人で話し合いの場が持たれている。このとき、

男性教諭「仕事について直接話をすることは可能か?」
女性教諭「直接話をすることは難しいです」
男性教諭「メモのやりとりはどうか」
女性教諭「それならできます」

というやりとりが交わされた。ここから「メモ」をつかったパワハラ行為が始まる。尚、メモを使ったやりとりについて当時、校長も教頭も容認している。しかも、メモでやりとりをすることを条件に男性教諭の席も職員室に戻されている。以下、具体的なメモの内容を記載する