仙台市のシルバーセンターと福祉プラザが大規模改修工事に伴い休館していることを受け、障害者らでつくる市民団体が、代わりとなる活動場所の確保などを市に要望しました。
15日に仙台市役所を訪れ要望書を提出したのは、障害者団体などでつくる「みやぎアピール大行動実行委員会」です。

仙台市では現在、シルバーセンターと福祉プラザが老朽化に伴う大規模改修のため休館しています。これらの施設を主な活動場所としてきた障害者団体は、2つの施設が同じ時期に休館していることで、活動が困難になっていると主張。

ほかの施設でもある程度先の日程まで事前予約を可能にすることなど、対策を講じるよう求めています。
みやぎアピール大行動実行委員会 鷲見俊雄代表:
「土日に主に活動しているので、そこで借りられないリスクがかなり大きくなっている。当事者の意見を聞いてほしい。それを土台に改善の策を一緒に考えていきたい」

シルバーセンターは今年度末まで、福祉プラザは来年10月末まで休館が予定されています。
市は「内容を精査して回答する」と話していて、団体と話し合いの場を設けることも検討しています。