仙台の印刷業者が作成した「卒業アルバムのデータ漏えい問題」を深掘りします。

tbcの取材では、サイバー攻撃による宮城県内の幼稚園から高校まで合わせて201校でデータ漏えいの可能性があることがわかっています。
そして、今回サイバー攻撃を受けたのが、仙台に本社がある老舗印刷会社「斎藤コロタイプ印刷」でした。

髙橋未来記者:
「こちらの工場で作成していた卒業アルバムのデータ約17万件が流出した恐れがあるということです」

斎藤コロタイプ印刷によりますと、2024年7月、仙台市青葉区上愛子の工場でネットワークの接続異常が発生。
調査の結果、2024年11月、コンピューターウイルス「ランサムウェア」の不正侵入によるものと特定しました。

2023年度の卒業・卒園アルバムについて、宮城県教育委員会と仙台市教育委員会の発表分だけでも8300人以上の個人名や顔写真などが漏えいした恐れがあります。

宮城・北海道の公表学校名一覧【画像はこちら】

【写真を見る】卒アルデータ大量流出はなぜ?