ゴールデンウィークに合わせ、Nスタみやぎでは「仙台うみの杜水族館」の生きものたちをシリーズで紹介します。
1回目は館内イチの人気者、ケープペンギンです。今年、4羽のひなが生まれ、かわいらしい姿を見せています。

2022年に完成したケープペンギンの新展示施設「うみの杜ビーチ」。今年1月、この施設で初めてとなるひなが生まれました。

その後、4月までにあわせて4羽のヒナが誕生。飼育スタッフに見守られながら、すくすくと成長しています。

海獣ふれあいチーム 松川正史さん:
「ここの施設がペンギンにとって、暮らしやすい施設だということが証明できたので、うれしく思っています」

こちらは1月に生まれた子で現在、2520g。まだ大人の羽に生えかわりきっていませんが、プールで泳ぐほどに成長しています。

こちらは2月生まれの子(3120g)まだ、茶色い羽=綿羽に覆われていて、帽子をかぶっているような姿でした。

そして、この日4月5日に生まれた子の体重測定を特別に撮影させてもらいました。親ペンギンからひなを離し慎重に手でとりあげます。

獣医がボディチェックをしてから測定です。横15センチほどのタッパーに入れて計ります。(ケープペンギン平均体重約3kg)重さは554gでした。

海獣ふれあいチーム 松川正史さん:
「毎日、体重測定とボディチェック、親の状態など含めて健康状態を把握しているんですけども、今のところ順調に育ってくれてていいと思います」

4月8日に生まれた子も順調に成長していて、ふわふわした羽=綿羽の姿は生まれてから、およそ3か月です。今しか見ることができないかわいらしく、そして貴重なその姿をご覧になってみてはいかがでしょうか。