小学6年生と中学3年生を対象とした全国一斉の学力・学習状況調査が17日行われ、宮城県内でもおよそ3万6000人の児童、生徒がテストに臨みました。

仙台市青葉区の第二中学校でも3年生110人がテストに挑みました。この全国学力テストは、文部科学省が全国の小学6年生と中学3年生を対象に行っているもので、宮城県内ではおよそ3万6000人の児童と生徒が対象です。

教科は小学生が国語と算数、中学生が国語と数学、それに3年に一度実施される理科の3教科です。中学生の理科は、動画や音声などを用いたオンラインで初めて実施されます。アクセスが集中しないよう4月14日から17日までの間に分散して行います。宮城県は去年、仙台市を除き小学生、中学生とともに全ての教科で全国平均を下回り、小学生の算数では全国最下位となっています。

生活習慣や学習環境を調査するアンケートも17日までオンラインで行われ、結果は今年7月頃に公表される見通しです。