宮城県は、2024年12月に飲酒運転をして物損事故を起こした高等技術専門校の男性技術主査を停職の懲戒処分としました。また、仮病で病気休暇を申請したりチャットツールから人事情報などを不正に閲覧したりした職員6人もそれぞれ減給処分としました。

28日付で停職5か月の懲戒処分を受けたのは、気仙沼高等技術専門校に務める52歳の技術主査の男性です。

宮城県によりますと、男性技術主査は、2024年12月、酒を飲んで就寝し、翌日、車を運転して駐車中の車とぶつかる物損事故を起こしました。その際、呼気から基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の罪で罰金40万円の略式命令を受けました。

また、2024年に9回にわたり仮病を使って病気休暇を取っていた登米合同庁舎に勤務する20代の男性主事が、減給5か月に、さらに、県職員が使用するチャットツールにログインして人事情報や知人の会話を不正に閲覧・ダウンロードしたとして、20代から40代の職員5人も減給処分を受けました。