JR東日本によりますと、10日午前6時44分に仙台駅を出発した東北新幹線『やまびこ410号』が福島駅と郡山駅の間を走行中に線路内に立ち入った人をはね、確認のため午後0時22分から、およそ2時間にわたり東京駅と盛岡駅の間など上下で運転を見合わせました。
このため、東北新幹線は計18本が運休し34本に遅れが出て、約41,200人に影響が出ました。
阿部航介記者:
「前回の運転見合わせからわずか4日。東北新幹線はきょうも運転を見合わせ、電光掲示板の前には人だかりができています」

旅行を予定していた人:
「楽しみにしていたので旅行が止まってしまって悲しい」
東京へ向かう人:「きょうは(山形県の)新庄から来ていて、山形新幹線(の直通運転)が止まっているのでバスで仙台まで来たが、着いたら東北新幹線が止まっていたのでどう帰ろうかと」
警察によりますと新幹線にはねられたのは女性とみられていて、まもなく死亡が確認されました。警察は自殺とみて当時の状況を調べています。