ロシアによるウクライナ侵攻が始まって24日で3年です。両国にルーツを持つ女性は、チャリティーイベントなどを通じて平和を祈り続けてきました。悲しみを抱えながらも「笑顔」を絶やさない女性がいま、思うこととは。

モデルやウォーキング講師として活動する高橋エレオノーラさん(42)。ウクライナで生まれ、その後、ロシアに移住。20歳の時に来日し、今は塩釜市で暮らしています。

高橋エレオノーラさん「やっぱりエンジョイ!楽しくストレス発散して楽しく過ごす時間が一番大事。」

ウクライナ人の父とロシア人の母を持つエレオノーラさん。父親はすでに病気で亡くなり、母親がロシアで暮らしています。ウクライナには親戚がいて、紛争で亡くなった人も。両国の紛争に複雑な思いを抱きながらエレオノーラさんは、チャリティーイベントを企画するなど平和を祈り続けてきました。

高橋エレオノーラさん「まだ続いている戦争があるんですけど、早く終わるように毎日どきどきして神様にお祈りして。先生が生まれたウクライナの田舎の場所」

22日のレッスンの後、子どもたちに見せたのはふるさとの景色。エレオノーラさんの妹が去年の夏に撮った写真です。

高橋エレオノーラさん「麦がいっぱい取れて美味しいパンが作れます。戦争終わったら行きたいですね…どこ行くと思う?小さいときにねおばあちゃんが亡くなって。お墓に行きたいの」


小学5年生「実際に体験したことがないので分からないけど(ウクライナ侵攻のニュースを見て)きっとすごく怖いんだろうなと感じていた(Q先生のふるさとの写真を見て)すごくきれいだった」
小学2年生「戦争があってとても大変だなって思いました。平和な世界になってほしい」