宮城県内すべての保健所管内で定点医療機関のインフルエンザの感染者数が2週連続で警報の継続基準値を下回ったことなどを受けて、県は、県内全域に出していたインフルエンザ警報を解除しました。

宮城県によりますと、2月16日までの1週間に県内91の定点医療機関でインフルエンザと診断された人は434人で、前の週より113人減りました。減少は5週連続です。

また、すべての保健所管内で1医療機関あたりの感染者数が警報の継続基準値である10人を2週連続で下回りました。これを受けて県は、2024年12月から8週にわたり県内全域に出していたインフルエンザ警報を解除しました。

一方で県は「インフルエンザA型の流行のピークは過ぎたとみられるものの、今後はB型が流行する可能性がある」として、手洗いうがいなど、基本的な感染対策を呼びかけています。