2度に渡り、トラブルによる運転見合わせでダイヤが乱れました。東北新幹線は、仙台駅と東京駅の間の上下線で午前に3時間半、午後にも1時間半、運転を見合わせました。午後4時半頃からは全線で運転が再開されています。
正午すぎのJR仙台駅です。東北新幹線の中央改札口付近では、多くの乗客が運転状況などを確認していました。JR東日本によりますと、東北新幹線は、午前8時45分に東京駅を出発したやまびこ53号のパンタグラフに故障が見つかりました。このため、架線の点検で仙台駅と東京駅の間の上下線で運転を見合わせました。

利用客:
「(行き先は)東京ですね。運休になると、また指定席で取り直してってなるので困るなって感じですね」
利用客:
「東京から在来線で羽田空港に行こうかと思っていたので、ぎりぎりですかね」
JR東日本によりますと、点検で異常が見つからなかったため、午後1時10分頃に上下線とも運転を再開しました。また、午後3時前には、走行中のやまびこ57号で車両の異常を知らせる表示が点灯したため、停車。仙台ー東京間で再び運転を見合わせ、午後4時半頃にようやく上下線とも運転を再開しました。

現在も遅れが続いていて、JR東日本はホームページやSNSで最新の情報を確認してほしいとしています。