地域を支える水産業への知識を深めました。宮城県の気仙沼港で、19日に地元の小学生たちが、遠洋マグロ漁船の内部を見学しました。

見学会には、宮城県気仙沼市にある松岩小学校の5年生42人が参加し、地元の漁業会社「臼福本店」が所有する遠洋まぐろはえ縄船「第88昭福丸」(391トン)に乗り込みました。

児童たちは、会社の担当者や元船頭に案内してもらい、操業中は、マイナス60度でミナミマグロを凍結する冷凍室を見学しました。また、船を動かすエンジンや発電機のある機関室、船員の部屋など、普段は入ることが出来ない船内を見て回りました。

児童:
「これどうやって(船員は)下りているの?」
児童:
「部屋は何部屋あるとか、どのような暮らしをしているとか分かった」
児童:
「マグロの餌にイカとアジとサバが使われているのが勉強になった」

この見学会は、魚食を普及させようと臼福本店が企画したもので、児童たちは、地元の水産業に理解を深めていました。