ハウス栽培のイチゴは、いま最盛期に入っています。そんな中、東日本大震災で被災した田んぼを活用して、珍しいイチゴの栽培を手がけている夫婦がいます。ある音楽から大きな影響を受けながら挑戦を続ける思いとは。
きっかけは「息子がイチゴを落として…」
仙台市若林区でハウスの中いっぱいに育つ「イチゴ」。

栽培しているのは早坂洋平さん(42)亜由美さん(42)の夫妻です。とちおとめなど6つの品種を、栽培しています。会社員と主婦だった2人がイチゴ農家になったきっかけは、2017年、とあるアクシデントからでした。

Punks Farmer 早坂亜由美さん(42):
「息子が小学生の時に商業施設でイチゴを落としてしまったことがきっかけ」
イチゴを買い取り食べてみたところ、あまりのおいしさに感動しました。それから2年後…。
Punks Farmer 早坂洋平さん(42):
「ミガキイチゴのマークが入ったパンフレットを家に持って帰った時に、2年前に長男が商業施設で落としたイチゴだったことに気づいて」