年末・年始の犯罪を防ごうと22日、宮城県白石市内の小学生が学校付近の住宅を訪問して、特殊詐欺への注意などを呼びかけました。
防犯活動を行ったのは白石第二小学校の6年生10人です。22日は2つのグループに分かれて警察官と一緒に学校の近所の住宅を訪問して、特殊詐欺への注意や交通安全などを呼びかけました。

また、防犯を呼びかけるチラシと一緒に「来年もよい年になるように」との願いを込めて作ったしめ縄を手渡しました。
防犯活動を行った小学生:
「事故を起こさないように呼びかけて事故を防ぎたい」
「最初は応じてくれるか不安だったけど、みんな元気そうでよかった。(特殊詐欺対策は)相手の話を疑うことから始めてほしい」


訪問を受けた人:
「子どもたちの様子も伝わるし、近所と子どもたちのつながりもあるので良い取り組みだと思う。防犯の意識が強まった」

県警によりますと2025年、宮城県内で11月末までに発生した特殊詐欺被害は360件で、被害額は17億9700万円を超え、これまでで最も多くなっています。







