年末年始に増える傾向にある強盗事件や飲酒運転を防ごうと仙台市の繁華街で20日、警察による特別警戒が行われました。

仙台市青葉区の国分町では、特別警戒の出発式があり、警察や県、市などからおよそ50人が参加しました。

式では、細田正県警本部長が「多くの観光客が訪れる仙台で皆さんが安全で安心して過ごしていけるよう治安の維持に努めていきたい」と述べました。

伊達武将隊:
「国分町地区年末年始特別警戒いざ出陣じゃ」

式の後、参加者全員で横断幕を掲げて練り歩き、飲酒運転の撲滅や客引き禁止などを呼びかけました。

県警生活安全企画課 三浦秀一犯罪抑止指導官:
「年末年始になるといろいろなトラブルが懸念される。皆さんが安全安心に生活して健やかな新年を迎えられるように我々も警戒を強化してまいりたい」

県警によりますと、年末年始、管内では繁華街での強盗事件や飲酒運転などが増える傾向にあり、パトロールや取り締まりを強めることにしています。