家庭での予防と対策はどうする?
年末年始に向けて、懸念されるインフルエンザ、新型コロナ、そしてマイコプラズマなど、複数の感染症の「同時流行」。家庭での予防と対策は?

かわむらこどもクリニック 川村和久医師:
「(学校や保育園など)周囲の感染症の流行状況を把握しておく。情報を入れて症状が出たら医療機関を受診する。ただ検査を受けるのが早いと陽性にならないこともあるので、できれば熱が出て12時間以降に受診してもらう」
また、手洗いやマスクの着用、部屋の換気など基本的な感染対策の徹底が重要と話します。

かわむらこどもクリニック 川村和久医師:
「ツインデミック、トリプルデミックという言葉があるにしても偶発的な条件。みんながみんな3つとも一緒にかかるというものでもないので、そのことを気にするよりは、やはり一つ一つの感染症対策をすることに尽きると思う」
宮城県全域にインフルエンザ注意報が出ていますが、ワクチンの接種についても川村医師に聞きました。

「効果が出るまで、大人だと3週間から1か月といわれている。直近の流行には間に合わないかもしれないが、今後の流行には有効なので迷っている人は打った方が良い」ということです。