石破内閣で初入閣した伊藤忠彦復興大臣が27日、就任後初めて、被災地の宮城県石巻市を視察しました。福島第一原発から海洋放出された処理水に伴う風評被害について、水産物の販路拡大を支援する考えを示しました。
伊藤復興大臣は27日、石巻南浜津波復興祈念公園を訪ね、慰霊碑に花を手向けて祈りを捧げました。そして、公園内の伝承施設で、津波被害や復興の取り組み状況などの説明を受けました。

伊藤大臣は衆議院愛知8区選出、石破内閣で初入閣しました。原発事故による処理水の海洋放出について、今後も水産物の販路拡大支援を続ける考えを示しました。
伊藤忠彦復興大臣:
「関係省庁が連携をして輸出先の多角化、国内消費の拡大などを支援している。(日本と輸出先の)お互いが評価を進めていけるようなことをすればいいのではないか」
この後、伊藤大臣は石巻市の宮城復興局にも足を運び、およそ20人の職員を激励しました。