■「じょうげ」は地名?
一方で、住職によりますと道しるべに住所(上下)を示す「じょうげ」という表記もあるため読み方が混同してしまったのではないかということです。

大江田紘義住職:
「石碑のなかには大倉上下はこちらということで、うえしたと書いてじょうげと呼ばれていたことが分かるので、その頃から住所は「じょうげ」と呼ばれていたのだろうと推測できる。定義と書いて下の字は『ぎ』と読むので、じょうぎが本流だと思う」



実は、定義山がある地域の住所が「青葉区大倉上下(じょうげ)」という地名だったので、2つの読み方が混在したようですが、正式には「じょうぎ」ということです。道路標識を管理する自治体でも「じょうぎ」で統一していました。
そして、「げ」ではなく「じょうぎ」の「ぎ」が記されている道しるべの石碑、今も残っていました!月日の経過で溝が浅くなり字が見えづらくなっていますが確かに、ぢゃう「ぎ」と記されていることが分かります。

ところで、調査を進める中で分かったことが、もう一つあります!