大豆の生産が盛んな宮城県石巻市で、今年初めての等級検査が行われました。全体の半分が2等級と判定されて上々のスタートとなりました。

石巻市北村のJAいしのまきの倉庫には、地元で収穫されたタンレイという品種の大豆およそ42トンが持ち込まれて、担当者が粒の大きさや水分量などを調べていきました。猛暑の影響で、今年は例年より1週間ほど収穫が早く、サイズはやや小粒となったものの、平年並みの収量が確保できる見通しです。18日の検査では全体の51%が2等級、28%が3等級と判定されて、上々のスタートとなりました。

JAいしのまき 亀山宏道米穀課課長:
「高温の影響はいくらかあるが、雨が適度にあったので、生育はよかったのかなと思う」

大豆の収穫は、12月半ばごろまで続き、納豆や豆腐などの原料として全国に出荷されます。