大学で才能が開花、成長の秘訣は

プロ野球に魅せられた少年は、岩手の名門・富士大学でその才能が開花。力強く振り切るスイングで長打を放ち、数々の大舞台で勝負強いプレーを見せれば。

50m5秒8の俊足で、北東北大学野球リーグ・歴代最多の通算45盗塁を記録。

その成長の秘訣は。練習をのぞくと、「スピンバット」と書かれた特殊なバットを振る麦谷選手の姿が。

麦谷祐介選手(富士大学):
これはなんて言うんですかね…、それこそソフトバンクの近藤健介選手が使っていて。金属バットだと”点”で当たっても飛んでいくと思うんですけど、僕の勝手な感想ですけど。木製バットというのは、いかにしなりを使うかで飛距離を出すものなので、これを使ってバットの芯に当たる時間を長く、というイメージで使っていますね。

(打撃は)だいぶ変わりましたね。いろんな器具も監督が取り入れてくれますし、振り負けないっていうのが一番ですけど、長打力を一番磨きたいなと思って、それにも効きました。