命を救ったケヤキとは

語り部 小野寺敬子さん:
「すくっと、一番高い木です。行くと表示になっています」

杉ノ下の高台から500メートルほど離れた旭崎と呼ばれる岬です。
指定避難場所ではありませんでしたが、ここに逃げた住民8人がケヤキの木に登って奇跡的に助かりました。

津波で父親を亡くし、語り部として活動する小野寺敬子さん。
命を救ったケヤキを題材に物語をつくり、8月、デジタル絵本としてYouTube上にアップされました。

住民を救ったケヤキは、1896年の明治三陸大津波の後、植えられたものと伝わっています。