息子の投稿「バズる」

一人息子の遊佐亮介さんは、首都圏在住で俳優として活躍しています。

店を継ぐのは難しいと決断しましたが、最後に何かしたいとSNSに投稿。これが予想以上の反響を呼び閉店セールは連日、多くの人でにぎわいました。

山形から来た買い物客:
「姉から(旧)ツイッターで(教えてもらった)いろいろあって迷ってしまってなかなか選べないでいるんですけど、楽しいです」

髪飾りなどを販売しているコーナーにはかんざしを選ぶ一人の女性が。

星井絵名さん:
「ワンストーリーアワードという女性のコンテストでグランプリをいただきまして、今度ニューヨークの大会に出場します。そこで日本の文化をお伝えするのにいいかなと」

塩釜市内に住む星井絵名さん。文化交流を目的としたコンテストで着用する振袖に合わせる髪飾りを探しに来ていました。

星井絵名さん:
「お店が無くなるのはさみしいんですけど。塩釜の人間なので、私が譲り受けたら塩釜からかんざしが出ていかないかなと思って」