仙台市内を流れる広瀬川では、20日夜、灯ろう流しが行われ亡き人を偲ぶ灯りが静かに川面を照らしました。
灯ろう流しは、仙台市若林区の宮沢橋下の広瀬川で行われました。

この灯ろう流しは、江戸時代に飢饉で亡くなった人たちを供養するため始まったとされています。現在は、地元の商店街などが中心となり運営していて夏の終わりを告げる風物詩となっています。灯ろうには、先祖の供養や家族の健康など様々な願いが込められています。訪れた人たちは、川面に浮かぶ灯りを見つめながら静かに手を合わせていました。

訪れた人:
「初めて見たがとてもきれいで文化的なものを感じた」

この後、会場ではおよそ1000発の花火が打ち上げられ夜空を彩りました。