新種の化石の特徴は
東北大学 永広昌之名誉教授:
「今回見つかった新種と考えられるものは、甲皮表面の肋が前傾しているということ、やや前に傾いている。従来の北上山地から見つかっていた別の属ですが、ほぼ垂直に肋が入っていて垂直であるけれどややS字状、しかも今回の物にくらべると肋の数・密度が大きいという明瞭な違いがある」

このほか、今回見つかったものは肋という線の模様が額角=角の部分に入り込む違いなども見られたため、新種の裏付けにつながったということです。

東北大学 永広昌之名誉教授:
「新しいデータを世界に向かって提供出来るのは嬉しいし、地元(南三陸町)を売り出す貴重な材料の一つになるのではないかと思う」