2月14日はバレンタインデーですが、2024年は義理チョコの数が減るとの分析が出ています。実はプレゼントされるチョコレートは原料の価格が急騰していて、その1つの要因として、SDGsの推進が挙げられています。いったい、どういうことなんでしょうか。

<社会部 竹川知佳記者>
「松坂屋静岡店のバレンタインデーに向けたチョコレート売り場です。今年は男女問わず、幅広い年代で賑わっています」

松坂屋静岡店で開催されている「ショコラプロムナード」では、60店舗のお菓子が集まっています。14日のバレンタインデーを前に駆け込みでの購入が相次いでいました。

<30代女性>
「家族と自分用です。誰かにあげるというより自分のご褒美的な感覚」

<男性客>
Qきょうは誰用に?
「奥様用に買いました。逆でもよいかな」

日本生命の調査によりますと、バレンタインデーにチョコレートを渡す相手として、パートナーや自分自身は増えている一方で、職場という回答は年々減り続けています。日本生命では、義理チョコの文化が廃れつつあると分析、その背景には物価の高騰があるとみられています。

もちろん、チョコレートの価格も上昇していて、私たちの財布を直撃しています。