フランスの北西部、ブルターニュ地方の自然や文化を描いた作品を集めた展覧会が静岡市美術館で9月5日から始まりました。

フランス北西部に位置するブルターニュ半島は、豊かな自然とケルト民族由来の独自の文化が残り、多くの画家を魅了してきました。

会場には印象派を代表するクロード・モネら45人の作家がブルターニュを舞台に描いた作品約70点が展示され、それぞれの表現や視点の違いが楽しめます。

平面的な描き方が特徴のナビ派のポール・セリュジェが描いた「さようなら、ゴーギャン」などから近代美術史の流れをたどる展示ブースでは、来館者が足を止めて細部の表現に見入っていました。

この展覧会は10月22日まで、静岡市美術館で開かれています。