富士山御殿場ルートで2023年3月31日、登山者2人が滑落し、このうち1人が心肺停止の状態で収容された事故で、収容されたのはネパール国籍の男性(40)であることが4月6日、分かりました。

この事故は3月31日、富士山御殿場ルートの8合目付近で登山をしていた4人のうち、2人が滑落したものです。

警察によりますと、滑落した2人のうち女性(33)は4月1日早朝、静岡県警山岳遭難救助隊員に救助されましたが、もう1人の救助は難航し、4日午前11時45分に心肺停止の状態で収容されました。

4月6日、収容されたのはネパール国籍で神奈川県藤沢市在住の男性(40)と判明しました。警察は2人が滑落した原因や経緯などを調べています。