御前崎市議会議長「地に落ちた信頼をどう回復していくのか…再審査はその後」

<掛川支局 鈴木康太記者>
御前崎市議会の植田浩之議長に来ていただきました。今回、中部電力の林社長が会見をしましたが、これまで中部電力が浜岡原発を巡って不祥事を相次いで起こしました。どう思われていますでしょうか。

<御前崎市議会 植田浩之議長>
原子力発電所が停止してから、昨年まで、順調ではありませんけども、審査が進んで徐々に、再稼働に近づいているなという感じは受けていましたけど、1月の地震動の改ざんは、晴天の霹靂ですね。びっくり、なぜこんなことをしたのか、改ざんする理由がいくら考えても見当たらなかったんですよね。ですから議会全体がもう驚くばかりでした。

<鈴木記者>
今回会見で3、4号機の再稼働審査の申請が取り下げる発表がありましたけれども、今後これについては市議会としてはどういった対応をしていく予定でしょうか?

<植田議長>
あす、中部電力からの審査の報告がありますので、その後に議会の方で協議していきたいとは思いますが、私自身としては、この経営陣の下では審査の再開というのは考えられないことであって、会長と社長が辞任するということです。新たな体制を作って、まずは地域住民の、地に落ちた信頼をどう回復していくのか、それが一番これから中部電力がやることであって、再審査というのはその後にやるべきじゃないかなと、自分なりに考えています。

<滝澤キャスター>
まずやはり地元住民への説明が大事だと思うんですが、今後そうものが予定されているのか、どう進んだらいいのかという展望などを聞かせてください。

<植田議長>
地元住民への説明は、今のところ中部電力から具体的な表明はありませんけど、今後その辺もしっかりと議会として中部電力に要求し、丁寧な住民説明をしていただきたいと考えています。

<瀧澤キャスター>
丁寧な説明が大事になってきます。ありがとうございました。

<鈴木記者>
今後の予定ですが、中部電力の林社長は9月15日午前、御前崎市で御前崎市の下村市長と、静岡県庁で鈴木知事と面会します。そして午後、牧之原市と菊川市、掛川市の各市長と面会をします。その後、午後6時から御前崎市議会で林社長自ら説明を行う予定です。今後、中部電力は地元の市民の信頼をどう回復していくのか、注目されます。