創業以来最大のピンチを救ったのは
創業以来最大のピンチを救ったのは、ひとりの研磨職人でした。
<山本工業 木下力要さん>
「炎のゆらぎが人にリラックス効果を与えるということで、楽器の音色もリラックス効果があるので、通じるものがあると思いました」
コロナ禍で流行したソロキャンプの焚火。
ぼーっと火を眺めて得られる癒やし効果を自社製品に取り入れようと、社内のメンバーが集まって討論や試作を重ねました。
<山本工業 木下さん>
「楽器と同じ技術を使ってロウ付けをしている作業になります。つなぎ目が分からないぐらいにキレイに仕上げることです」
こうして生まれたのがブラシーネ。真鍮の一枚板を加工し、外面は継ぎ目のないデザインです。火消しのふたの形はサックスのキーをモチーフに、楽器同様の研磨技術=鏡面仕上げで輝きをそえました。
逆境を乗り越え商品を生み出した経験は、社員の意識を劇的に変えたと社長は感じています。
<山本工業 山本社長>
「下請けの町工場だったところから、自社商品を持っている。自分のブランドがある。これが従業員にとってその誇りに少しでもつながっていると感じてますので、それが一番の成果と思う」
世界の音楽シーンを支える技術から生まれたランプは人の心を優しく照らします。







