静岡県川根本町の山犬段に調査目的で入山した男性4人が、下山中に林道の土砂崩れで身動きが取れなくなり、うち1人が体調不良のため27日に消防のヘリコプターで救助されました。現在も3人が取り残されていて、県警の山岳遭難救助隊が救助に向かっています。。
警察によりますと、男性4人は、11月26日午前5時頃から、業務の調査目的で浜松市天竜区水窪町から南アルプス南部の山犬段(標高1404m)に向けて入山しました。
4人は1泊2日の行程で調査を行いましたが、下山途中に林道南赤石線が土砂崩れで通行できず身動きが取れなくなり、携帯の緊急通報を受けた警備会社から27日午後、警察に110番通報がありました。
4人のうち静岡市駿河区の会社員の男性(22)が体調不良のため、27日に浜松市消防のヘリコプターで救助されましたが、山に取り残された3人については、現在、県警山岳遭難救助隊が救助に向かっています。
警察によりますと、27日の時点では3人の体調に問題はないということです。







