静岡市議会9月定例会では2025年9月25日から論戦が始まりました。市が構想を練る新サッカースタジアムについて議員から質問が相次ぐ中、難波喬司市長は2026年1月末までに具体的な方針を固めると説明しました。

<自民党市議団 寺澤潤市議>
「清水再生のラストチャンスといえるこのエリアの街づくりを絶対成功させるべく、我々も今後の展開に非常に注視しています」

25日から始まった静岡市議会9月定例会の質問戦。議員から質問が相次いだのは、市がJR清水駅東口近くの遊休地に整備を検討する新スタジアム構想についてです。

この構想をめぐっては、現状のIAIスタジアムの大規模改修案も残したまま協議が進められていますが、市は8月、土地を所有するエネオスと土地の利活用について合意書を締結。

構想に現実味が帯びる中、難波喬司静岡市長は市としての判断を2026年1月末までに示したいと話しました。

<静岡市 難波喬司市長>
「土地の利活用については、民間活力を積極的に導入していきたいと考えております。まずは民間投資を呼び込むために土地利活用に関わる基本的な考え方を整理し、令和8年1月末までに結論を出していきます」

市は2026年度の当初予算案に関連予算を盛り込んでいきたいとしています。