市長選で調査票を書いたのは誰

<記者>
私たち報道陣に調査票を書いていただきました。あれは本人が書いたものですか。田久保市長ご自身が書かれましたか。

<田久保市長>
はい。私自身というよりは、確かにあの時選挙でしたので、後援会のスタッフの方に作成は確かにしていただいております。

<記者>
ではご自身は書いたわけではなく見ただけということで、確認しただけということでよろしいですか。

<田久保市長>
はい、ちょっとどの調査票、全てがそうなのかって言われるとちょっと出していただかないと確認取れませんけども、私の中ではもう選挙で飛び回っておりましたので、何人かいるスタッフが書いてもらったものを私の方でチェックして出したという形になっています。

<記者>
確認ですが田久保市長自身が書いたものではなくて、スタッフが書いて全て確認したかどうかわからないけど、そういったことをやったってことでよろしいですか。

<田久保市長>
はい。それで間違いないと思います。

<記者>
報道の中では、田久保市長は卒業していたというような知人の声もあります。あれはどのように判断というか、私たちが受け止めればよろしいでしょうか。

<田久保市長>
私、残念ながらその報道を見れなかったんですけれども、そのようなことがあったということは聞いております。先ほども申し上げたんですが、やはり卒業していた、していないも含めまして、例えば友人であったり、いろんな方から出るもの全てがそういったもので不確定なもので、今揺れ動いております。そういったこと自体を収拾をつけるためにも、一度検察の方にお願いするということを選んだということになります。

<記者>
辞任を決断されて再選挙ということですけれども、現状、やはり市議会との軋轢はすごいと思うんですが、その中であえて再選挙に打って出て、もちろん当選を目指していくということだと思いますが、その中で果たしてまた市議会との2元代表制の中でうまく市政運営が進めていけるのかどうかというのもちょっと疑問なんですけれども、そこら辺についてはいかがでしょうか。

<田久保市長>
はい、もうご指摘のとおりかなということではあります。ですが、そのご指摘いただいた議会との関係も含めましても、この問題に対して今後対処していく覚悟なしには再度の立候補はないというふうに考えておりますので、これからの議会との向き合い方というのはもちろん考えてまいりますが、そういったことも含めて全てを覚悟して、今回は出馬するとそのように決めました。

<記者>
5月の市長選で予算で3,000万円近く計上していますけれども、今回、改めて出直し市長選ということになりますと、市長も費用も批判されていたかと思うんですけど、新たにまた費用がかかるというところはどういうふうに考えてよろしいでしょうか。

<田久保市長>
大変申し訳ございません。私が選挙の費用がかかることを非難していたということですか。

<記者>
前職の候補の方に対して3,000万円近く選挙費用がかかるということ、また今回出直し市長選をされると、また費用がかかりますけれども、それに関して市民の方にどういうふうに説明をされていくのか、審判を仰ぎたいという話もありますけれども、そのあたりをどういうふうに感じていますか。

<田久保市長>
すいません、ちょっと前段の部分が。私が批判申し上げたという形ですか。

<記者>
失礼しました。今回、見直し市議選ということになると、まず同様の選挙費用がかかるわけですけれども、それに関してはご自身はどういうふうに考えてらっしゃるんでしょうか。適切だと考えてらっしゃるんでしょうか。

<田久保市長>
それに関しましてはもちろん、立候補を決めるにあたって考えた部分ではあります。ですが、今回はそれも含めまして、先ほどの議会との関係、それから今後、私がどのような地検からの判断を受けるかということも含めまして、全てを含めまして、私はもう一度、やはり市民の皆さんの審判を仰ぎたい。そのように考えて決断するに至りました。