静岡県富士宮市にある「うるおいてい」。富士宮焼きそばとお好み焼きを求め、週末には開店前から行列ができるほどの超人気店です。今回のしずおか産は、富士宮を盛り上げる新メニュー!

<萩田真央ディレクター>
「ねぎがたっぷり入ってますね、これが新メニュー?」

<うるおいてい 松永治正店長>
「はい、新メニューの富士宮ネぎネぎです」

今回のしずおか産は、「富士宮ネぎネぎ」!富士山の雪にみたてた白い部分は山芋、山頂にはいわし節、ネギはなんと約140g使われています!その味は…?

<萩田ディレクター>
「おいしいです。ねぎ独特のくさみとか、全くないですね。むしろ甘さを感じますね。山芋のふわふわの生地の中に、ネギのシャキシャキ感があって食感でも楽しめます」

富士宮の高級ブランド「富士の雅ネギ」を使い、富士山型にネギを盛ったネギ焼きが「富士宮ネぎネぎ」の定義。調理法や見た目は少し異なりますが、富士宮市内3つの飲食店で10月から提供されています。

<うるおいてい 松永治正店長>
「このネギを使って、日本一のネギ産地に富士宮をしたいという熱い気持ちを聞きまして、うるおいていも何かできることがないかなと思って、富士宮ネギネギを開発しました」

富士宮市内のネギ畑です。

<萩田ディレクター>
「これが雅ネギですか、どういった特徴がありますか?」

<アドリ 小河麦人代表>
「繊維質が少なくて柔らかくて甘いという特徴があります」

2021年立ち上げたブランド「富士の雅ネギ」。徹底した土壌分析を行ったり、果物の栽培に多く使われる肥料を与えることで、糖度が高く、えぐみや臭みが少ないのが特徴です。

<アドリ 小河麦人代表>
「生で、すごい結構な量でも食べられる。富士宮ネぎネぎは雅ネギだからこそできる商品かな」

また、標高差がある富士宮の地形はネギ栽培にぴったり!ネギは暑さが苦手ですが、夏は気温の低い高地で、冬は平地で栽培することで、全国では珍しく、一年中ネギを出荷できる体制を確立しています。

<うるおいてい 松永治正店長>
「衝撃を受けました。本当に雅ネギは甘くて、焼くと甘さが増す。こんなネギを扱ったのは初めて」

<アドリ 小河麦人代表>
「すごく嬉しかった。自分たちの商品をよく分かってくれた。ネぎネぎを軸に広まっていけば、富士の雅ネギを作れる生産者も増えていって、農業も飲食店も地域も盛り上がっていったら」

富士宮のネギの良さを存分に生かした、富士宮ネぎネぎ。農家と飲食店、そして地域の活性化を目指します。

<うるおいてい 松永治正店長>
「日本一のネギ農家を目指す小河さんと一緒に第二の富士宮の名物になるように、できれば富士宮焼きそばを超すぐらいの名物にしていきたいと思います」