静岡県立病院機構の男性職員が10年前に部下の女性職員にみだらな行為をしたとして、8月19日付で減給の懲戒処分を受けました。
減給の懲戒処分を受けたのは、静岡県立病院機構の主幹級の男性職員(50)です。県立病院機構によりますと、男性職員は2014年4月に病院の歓送迎会の後、部下の女性職員を自宅まで車で送り、女性職員の家でみだらな行為を行ったということです。
女性職員が2023年11月にハラスメントの相談をしたことで発覚し、病院が男性職員への聞き取り調査を行ったところ、男性職員は事実を認め「女性職員に否定されていなかった」などと話したということです。
県立病院機構によりますと当時、女性職員は酒に酔った状態でみだらな行為に対する同意を確認するのは困難だったということです。
病院は、男性職員の行為は「県立病院機構の職員として著しく品位を欠くとともに、職場秩序を乱すものである」とコメントしています。