定額で使い放題の「サブスク」ですが、今度は保護者の負担軽減を図るため「紙おむつ」での実証実験が始まります。
実証実験が始まるのは、中野市のひらおか保育園です。
現在、市内の9つの公立保育所では1日5枚の紙おむつを名前を書いて保護者が持参するようになっていますが、「紙おむつのサブスク」は…
町田理恵園長:
「(園がアプリから)おむつ発注をタッチ。登録人数に合わせて、これくらい買うといい数量が出てくるので、あとはこちらで調節。(注文から届くまで)3日くらい。発注はすごく簡単」

NTT東日本が提案したサービスで、保護者が子ども1人あたり月額2508円を払うと紙おむつとおしりふきが使い放題。
保護者が持ち込む手間がなくなり、枚数を気にせず使えるといったメリットがあります。

保護者:
「とても便利だなと。使ってみたいとは思うが、未満児の子どもが2人いるので、(サブスクを利用するかどうかは)金銭的に迷っている」
中野市では、1月から保育士の勤務状況をICTで管理するNTT東日本のシステムなどを公立保育所に導入。
最新技術を活用し、業務の効率化と子育て支援の強化を図っていて、「紙おむつのサブスク」もその一つです。
2歳児クラスを担当する保育士:
「個人の名前が書いてあって間違えないようにはかせていた。間違える心配がなくなるので、その辺のメリットが大きい」
実証実験は、2月から3月までの2か月間行い、保護者アンケートの結果を見たうえで、4月からの本格導入を予定しています。