南信州を代表する温泉地、長野県阿智村(あちむら)の昼神(ひるがみ)温泉で、お湯が出てから50周年を祝う記念式典が開かれました。

式典には昼神温泉の誕生50周年を祝おうと、地元の旅館関係者や小学生などが出席しました。

現在の温泉地の始まりは1973年。

当時、計画があった旧国鉄中津川(なかつがわ)線のトンネル工事で、地質を調べるボーリング調査をしていたところ、温泉が湧き出ました。

その後は多い年で年間70万人以上が訪れるなど、南信州を代表する温泉地へと発展してきました。

阿智昼神観光局・白澤裕次(しらさわ・ゆうじ)社長:
「この50年から次の100年に向け、温泉郷の発展でしたり、阿智村の発展を考えていかなければいけないので、そういう思いを多くの皆さんと共有できれば」

式典では次の50年に向け、リニア中央新幹線の開通を見据えた新たな構想も発表。

村は「国内だけでなく、世界中から選ばれる昼神温泉を目指したい」としています。