解散から投開票までの期間が戦後最短16日の今回の衆院選。長野県内の自治体はあす・27日の公示を前に準備を急ぎますが、19すべての市で期日前投票が始まる28日までに投票所入場券が有権者の手元に届かないことが、SBCのまとめで分かりました。


SBCが26日、県内19の市の選挙管理委員会に確認したところ、すべての市で「28日までに入場券が有権者の手元に届かない」と回答がありました。

職員が土日も出勤して作業を行っていた長野市の選挙管理委員会。印刷されたばかりのおよそ16万世帯分の入場券を郵送する準備に追われていました。


通常は2~3週間かけて行う作業ですが、今回は1週間ほどで終えなければなりません。


長野市選挙管理委員会事務局 山岸健二事務局長:「ここまで短い、時間がない選挙というのは初めてです。なんとかミスのないように職員一同頑張っているところです」

長野市選挙管理委員会では、入場券を発送できるのは早くても28日から。


しかし、期日前投票が始まるのは28日の午前8時半。それまでに市内すべての世帯に届けるのは難しい状況です。

選管によりますと、選挙人名簿に名前があり、本人と確認ができれば入場券がなくても投票はできます。しかし、受け付け作業などに時間がかかってしまいます。


長野市選挙管理委員会事務局 山岸健二事務局長:「本来であればバーコードを印刷してピッてやれば、すぐにデータを確認できるんですが…」

急ピッチで準備を進める各選管は、準備期間の短さやかつて経験のない真冬の選挙への対応に頭を悩ませています。

期日前投票は28日からですが、県内19市の入場券の準備状況です。

東御市は先週のうちに入場券を準備できたため、26日から配達が出来ています。公示日の27日から配送が始まるのが、松本・駒ヶ根・伊那。期日前投票は28日からですが、この日からの配送は、長野や塩尻、安曇野など8市。

26日から配送できている東御市でも、配達が完了するのは28日のうちと見込んでいます。つまり期日前投票が始まる午前8時半には間に合いません。

いずれの市でも配達を始めてから全ての有権者に届くまでには少なくとも3日ほどはかかるそうです。

一方で、注意点もあります。「国民審査」です。

今回は31日まで国民審査の期日前投票ができません。法律で定められているため、
1月中に衆院選の期日前投票を行った人は、2月1日以降に改めて投票所に足を運ぶ必要があります。