11月22日は、「いい・ふじ」にかけて「長野県りんごの日」でもあります。
この日に合わせて、飯綱町の小学生が「ふじ」の収穫を体験しました。
飯綱町のITO(いとう)果樹園では、牟礼(むれ)小学校の3年生31人が、旬を迎えた「ふじ」の色づきを確認しながら一つずつ丁寧に収穫しました。
男の子:
「売り物だから丁寧にやらなきゃと思って慎重にやっている」
女の子:
「リンゴはいろいろな種類があるのはわかっていたけど、とり方とかはやったことなかったから楽しかった」
今年の「ふじ」の収穫量は例年並みが見込まれていますが、春先の遅霜や夏の少雨の影響で、玉が小さく、形がよくないものも多いといいます。
園主 伊藤史雄(いとう・ふみひこ)さん:
「このぐらいの大きさが、本来なら一番多い量のリンゴになるんですけど、二回りとか小さい。下手すれば半分ぐらいの大きさ」
また、霜の影響で、茶色っぽくザラザラとした皮になる「サビ果」という現象も起きていて、味には問題ありませんが、見た目が良くないため、正規品としては販売できません。
農作物にとって厳しい気候が続いていますが、伊藤さんは、地域で長く続いてきた産業を知ってもらおうと、子どもたちに栽培のやり方などを伝えていました。
「下手すれば半分ぐらいの大きさ」春先の遅霜や夏の少雨で小玉に さらにはザラザラとした皮になるサビ果も いくつもの“苦難”乗り越え迎えた収穫期「長野県りんごの日」に合わせ小学生が「ふじ」の収穫を体験












